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執筆者の写真將詞 橋本

具体的な取り組み① 定期健康診断受診率-1

 先のブログで書いた目標設定の中の一つとして、もっとも多く目標にされるのが、定期健康診断の受診率です。

 そもそも、労働安全衛生法において、事業者には健康診断の実施義務が、労働者には受診義務が課されています。ですので、受診率を上げることを目標にするというのもいかがなものかと思いますが、実際には、健康診断の受診率は81%程度だといわれています。


 健康診断の実施や受診を難しくしている事項として、「費用」「時間」「場所・機会」がありますので、それらを下げて、実施しやすい、受診しやすい、取り組みを考えることが大切であるとともに、社内での健康に対する意識づけを行わなければなりません。健康は何よりも大事なことであることを。


 受診率をあげるため、まずは健康診断について少し整理したいと思います。



健康診断の種類

対象となる労働者

実施時期

雇入れ時の健康診断

常時使用する労働者

雇入れの際

定期健康診断

常時使用する労働者

1年以内毎に1回

特定業務従事者の健康診断

安衛規則13条1項2号にあげる業務に常時従事する労働者

左記業務への配置換えの際、6か月以内ごとに1回

海外派遣労働者の健康診断

海外に6か月以上派遣する労働者

海外に6月以上派遣する際、帰国後国内業務に就かせる

給食従業員の検便

事業に附属する食堂または炊事場における給食の業務に従事する労働者

雇入れの際、配置換えの際

ここでいう「常時使用する労働者」については、


①1年以上使用される予定の者 (特定業務従事者については、6か月以上)

であって

②同種の業務に従事する労働者の一週間の所定労働時間数の4分の3 

同種の業務に従事する労働者の一週間の所定労働時間が4分の3未満であっても、概ね2分の1以上である者も健康診断の実施が望ましいとされています。



ちなみに、定期健康診断の項目ですが

1

既往歴、業務歴の調査

肝機能検査(GOT GPT γGPT)

自覚症状及び他覚症状の有無の検査

血中脂質検査(LDL コレステロール HDLコレステロール 中性脂肪)

身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査

血糖検査(空腹時血糖またはヘモグロビン A1c)

胸部X線検査及び喀痰検査

10

尿検査(尿糖、尿たんぱく)

血圧の測定

11

心電図検査

6

貧血検査(血色素量 赤血球数)

となります。




 

近所の畑です。


ここもねぎの種取りされてます。


最近、ねぎの種を取られているところ、増えたような気がします。

それこそ、私が集荷の仕事をしだした頃は、ほぼ皆さん種取されてましたが、ここ何年もあまりされてなかったような気がしています。


やっぱり、こうやって残していってほしいと思う・・・。








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